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街で見かけたおちゃめ
「こっこれはいったい何者!?」「こーゆーの絶対日本にないっ」
異国を散策する上での面白みはなんといってもこういった新鮮な出会いです。


ナ○キのアディ○ス

北京の前門大街の露店で見つけたリュック。
大きく「adidas」と書いてあるのに、
nikeのマークが書いてある登山靴
イラスト・・・

ちなみに売り子のお姉さんの言い値は
68元(約884円:1元=13円計算)
「あほなっ!20元(260円)なら買う」
と言って背を向け、5歩ほど歩いたところで
背中から「給ニイ!(あげる!)」
一発で交渉成立したところを見ると、
まだまだ値は下がるはずだったと思われる。


 中国人は名牌(mingpai:ブランド・メーカー品)が大好きです。その病的なことといえば、上の写真に象徴されるくらいのもので、
偽モノ・本モノを問わず、もー品質なんてどーでもいいからこのマークがついてなきゃダメなの!というノリなのです。
日本でもバブルのころ、品質の良否もわからない子供たちがブランドものを買いあさる現象がありましたねえ。
お金を持ってて本物をただ買いあさるのはひんしゅくでしたが、お金がなくて偽モノを買って、偽だとわかってるのに
使うのは恥ずかしいのではないか、いやいや、偽モノやノーブランドでも自分が気に入って使うのならよいではないかと、
いろいろな議論を通り越して、今は上手に使い分けができてるのではなかろうかと思います。が。
中国の今は、長く物のない時代をすごしてきた人々が、今やっと欲しいものが目の前に現れた、そしてそれらが
お金を出せば手に入る時代へと変わりつつあるわけで(もちろんその現象はまだまだ一部地域の一部の人々に限られる)
「名より質」という議論がなされるまでにまだ時間があろうかと思われます。
なによりまだ彼らは、それが偽だということに気づいていないわけですから。

 ある日中国語の授業で、先生が生徒に「中国の物は安いか高いか」と問いかけましたが、
生徒はもちろん、間髪を入れず答えます。「安い!」ふむふむと気をよくした先生はさらに問いかけます。
「そして?物は良いか悪いか?」「・・・・・」少しの沈黙ののち、日本人の多い私のクラスでは、
気を使いあい、遠慮がちに答えました。「・・・良い」
先生は我が意を得たりとばかりに、ひとり上機嫌でしゃべくるのでありました。
「そう!中国の物は安い!しかもモノがいい!日本は?アメリカは?韓国は?
物価がとても高いだろう?こんなブランド物(自分のナイキマークの入ったカバンを指して)なんて
とても買えないよ!ところが中国ではこういったものもとても安い!中国はいい国だろう?」
しかし先生を除くクラス全員が、先生の持っているナイキマークのカバンがボロボロなのは、
何年も使い古した結果ではないことを知っていたのでした。


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